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コイル部品の分類と役割

現代の電子・電気機器において、コイル(インダクタ)は欠かせない存在です。

弊社では、扱う電力の大きさや用途目的に応じて、主に「EMC・EMI対策部品」

と「リアクトル」の2系統に分類しています。

1. EMC・EMI Components

EMC・EMI対策部品(小型・信号用)

主目的:通信品質の確保と電磁妨害の抑制

電子機器内部の基板上で、

主に「ノイズを撒き散らさない(EMI)」

「ノイズの影響を受けない(EMS)」

ために使用される小型部品群です。

  • 役割:

*デジタル回路から発生する高周波ノイズを遮断し、

通信エラーを防ぐ。

電源ラインや信号ラインに混入する不要な電磁波成分を

取り除く。

  • 主な特徴:

数MHz〜数GHzという非常に高い周波数帯のノイズを

ターゲットとしています。

主にフェライト材  など、高周波特性に優れた材料が

用いられます。

  • 代表的な部品:

チップインダクタ、コモンモードチョークコイル、

フェライトビーズなど。

2. Reactors

主目的:電力品質の安定化と回路保護

リアクトル(大型・電力用)

産業用機器や電力系統において、

大電流・高電圧を扱う回路に

組み込まれる大型のコイル部品です。

  • 役割:

* 高調波抑制: インバータ機器等から発生する電源波形

のゆがみを滑らかにする。​

力率改善: 無効電力を減らし、電気エネルギーの利用効率を高める。​

回路保護: スイッチ投入時の突入電流や、落雷等による   

サージ電圧から機器を守る。

  • 主な特徴:

50/60Hzの商用周波数およびその低次高調波(数kHz帯)を

ターゲットとしています。大電流に耐えられるよう、

電磁鋼板の鉄心と太い巻線で構成されます。

  • 代表的な種類:

ACリアクトル(交流用)、DCリアクトル(直流用)など。

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